2022.07 Fav 備忘録

今月もまとめておく
わらび餅研究会には悪いけど、私は本当に美味しいわらび餅を知っている、よろしくお願いします



・Limre - 純粋
洗練された甘酸っぱいギターポップ
アルバム2曲目の「ロキノンサンセット」は00年代ギターロックとハイパーポップの融合みたいな感覚
アルバム全体通して渋谷系やエレクトロニック要素が織り交ぜられてて、惹き込まれる

ART-SCHOOL - Just Kids
ART-SCHOOLはたまに聴く程度で、ヘビロテしたという感覚がなかったんですけど、この新譜は日常的に頭の中に流れる程度には何度も聴いています

・SigarDown - こんな日々が夢だったとして
前作demoをよく聴いていたので、聴く前から期待値が高かったけど、軽く飛び越えてくる具合にはずっとかっこよかった
こういう感じのギターロックにしては、ドラムの質感が珍しい感じする、硬め

・computer fight - 吐きそう
Twitterで見て、ジャケットに惹かれて聴きました
楽器の音がソリッドでべらぼうにかっこよくて、聴くたびに、理想的…! と唸ってます
出そうと思って出せる音じゃない

・50pears - Anonymous
落ち着いていて心地よいインディーロック
うららかなメロディラインと変拍子気味のリズムが頭に残る
バンドとしてはEP『recurring』の「Meditation」という曲がめちゃくちゃ好きです

・いしはまゆう - ビリヤニのうた
穏やかな気持ちで聴けるベッドルーム良盤
ふわり舞うようなメロディ・コードとアコースティック気味の柔らかなアレンジが絶妙
ビリヤニ食べたことないんですよね
いつか食べるときはこの曲を思い出すんだろうなあ

UA - お茶
エスニックな雰囲気と歌詞が妙にマッチして、不思議な中毒性がある
ミュージックビデオがすごすぎるけど、すごさに反して再生回数が100万とか行ってないので、本当にみんな見た方がいい
UA - お茶(Official Video) - YouTube

SPANK HAPPY - トラベルロリータ
Youtubeで検索してたら見つけた
1995年リリースのアルバムらしいですけど、今聴いても新鮮味のあるメロディ・アレンジで驚く
尖ったアイデアも多くて、聴いててどの曲も面白い
M3, 4, 6が、かなり好み

・ハシリコミーズ - たまには下と比べましょう
尖った言語センスでめちゃくちゃ良い音楽やってるスリーピースバンド
"深刻ぶってるやつとへそ出し女にはさらさら用はねー" っていう直球な言葉もかっこいいし、"膜の張る毎日" みたいな婉曲的な表現も好き

・閑地游 - がらんどう
VRF2コンピ聴いてて良曲かなり多くて、すごいコンピ……となってるんですけど、ガチ刺さりした曲
フジロック配信の裏でチラチラ見てたVRF2配信でこの曲が聴けてめちゃくちゃ嬉しかったです
アーカイブも残ってるっぽいので全体ちゃんと見たい

・The Otals - 彼女こそ群青 (feat. 甲斐莉乃)
あまりにも瑞々しくてポップなシューゲイザー
前作「ショートヘアーのクロニクル」と比べてより一層爽やかな楽曲でこの狂ったような暑さが続く夏の日に本当にぴったり

・littlegirlhiace - フラジャイル
「フラジャイル」という圧倒的アンセムから始まり、インターネットの愛憎入り交じる楽曲群、本当に好き
文化やコンテンツを音楽に昇華していくスピードと、リアリティやその熱量が突き刺さる感覚
GIRLS BOUTでめちゃくちゃライブ映えしてて盛り上がった曲が入ってて嬉しい

・macaroom - nemurini
同じ歌詞を1周目は囁くように(メロディではなく)歌う、2周目は1周目と同じ歌い方にピアノでメロディを奏で、3周目は2周目のピアノメロディと同じメロディで歌う、この一連の流れがとんでもなく心地よくて驚いてしまった

Kodak Moment - Jane Remover
アメリカのdigicoreミュージシャン、dltzkの作で最近名義を変えたらしい
全体的にノイジーなhyperpopとギターロックを組み合わせた作風のアルバムで完全に好みだった
M2, 8, 9あたりが特に好き

・T.M.P - Blue Vives
ギターロックとブレイクビーツを組み合わせた作風で完全に好みだった、というか自分こういうの好きすぎるかもしれない
サウンドが初期衝動みたいな雰囲気があって好き
かっこいいものとかっこいいものを混ぜたらもっとかっこいいみたいな潔さ

・Kabanagu - 着いたら, 熱気
2022年を代表するレベルの名盤だと思ってる
親しみやすいポップ的なエッセンスと独創的なアイデアが散りばめられていて、圧倒される
アルバムの終わり方怖すぎて泣くとか最初は思っていたけど、この終わり方がもう癖になってもうこれじゃないとダメになってしまった